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(1576)//【1577】→(1578)
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【タイトル】レイヤーの増やし方
【記事番号】 1577 (*)
【 日時 】03/12/30 22:16
【 発言者 】tkkseigi jj7ehb@topa.plala.orjp

JW-DOSでは、移動、複写にて書いた図面をレイヤーごとに分解できました。
JW-WINでは、ヘルプを見てもそこには表示がなく、方法がわかりません。
それから、JW-DOSではレイヤーが255まででした。JW-WINではこれが改善されたのでしょうか?
私は機械設計に使用しており、レイヤーは重要な表示方法です。
よろしくお教えください。


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(1577)←【1578】→(1582)
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【タイトル】Re(1):レイヤーの増やし方
【記事番号】 1578 (1577)
【 日時 】03/12/31 00:53
【 発言者 】coolyoppe

▼tkkseigiさん:こんにちは。
>JW-DOSでは、移動、複写にて書いた図面をレイヤーごとに分解できました。
>JW-WINでは、ヘルプを見てもそこには表示がなく、方法がわかりません。

複写や移動でレイヤを変更したいということであれば、「作図属性」ボタンから
「●書込み【レイヤ】に作図」にチェックして、書込レイヤを選んだ後、移動
複写を実行すれば書込レイヤに移動、複写することができます。
また「範囲」コマンドから「属性変更」ボタンで「書込レイヤ」(「レイヤ」
ボタンから書込レイヤ変更可能)へ移動できます。

>それから、JW-DOSではレイヤーが255まででした。JW-WINではこれが改善されたのでしょうか?

DOS版と同じ16グループ×16レイヤで256画層です。


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(1578)←【1582】→(1587)
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【タイトル】Re(1):JWWのヘルプについて
【記事番号】 1582 (1577)
【 日時 】03/12/31 11:27
【 発言者 】三五六 ebinat@mta.biglobe.ne.jp

▼tkkseigiさん:

tkkseigiさん、こんにちは。
>JW-DOSでは、移動、複写にて書いた図面をレイヤーごとに分解できました。
>JW-WINでは、ヘルプを見てもそこには表示がなく、方法がわかりません。

JWWの現状のヘルプの見るべき箇所は以下の通りです。
・著作権及び使用条件←一度は
・「概要」「基本操作」←JW_CADが初めての人
・「概要」「クロックメニュー」←JWWが初めての人
・「概要」「最新版について」
・「概要」「バージョン履歴」
上記以外のコマンド説明等は、簡潔すぎて読んでも??
ではないかと思います。失礼ながらあまりメンテナンスも
行われていないように感じています。(作者様すみません)
コマンド操作では、ステータスバーに表示される操作ガイド
がとても参考になります。
また、「情報交換室」「相談室」に情報はいっぱい有ります。

>それから、JW-DOSではレイヤーが255まででした。JW-WINではこれが改善されたのでしょうか?
>私は機械設計に使用しており、レイヤーは重要な表示方法です。

レイヤー構成は、JWCとおなじです。
私も機械設計で使用しますが、複数枚を入れなければ、10レイヤ
も使いません。(ままごとみたいな使い方ですが)
参考までに、レイヤをどのようにお使いになるのか教えて戴け
ませんでしょうか

三五六


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(1582)←【1587】→(1588)
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【タイトル】Re(2):JWWのヘルプについて
【記事番号】 1587 (1582)
【 日時 】03/12/31 22:25
【 発言者 】tkkseigi jj7ehb@topaz.plala.or.jp

早速のアドバイスをありがとうございます。

HELPの見る場所が違っておりました。確認し作図に使わせてもらいます

レイヤーの使い方。
私の勝手な解釈で使用しております。

参考になれば幸いですが、私は金属プレスの金型を書かせてもらっておりますので、そこのところをご理解いただきお付き合いください。

方法としては、0か1は中心線に当てます。次からは上の部品から書きます。といってもグループ”0”は、あくまでも全体図(組立て図)に当てます。」
 次のグループからは、部品図です。ただし、グループの」”0”は(例 1−0)は使いません。全体図と」連動するため後でこまりますので。
 各部品を16分割します。

 これのメリットとしては、出来上がってから一部を修正した時に、その部品の一部を変えたときに他への影響を簡単に読み取れます。修正するときも一箇所ずつ修正ができ、組み合わさる部分がいきなりかぶさって戸惑う心配が少なくなります。
 それと、ひとつの品名で登録した図面(CADフゥアイル)に、個々の部品も登録でき、呼び出しに品名の何がし・・・などとしなくても住みます。

 もうひとつのメリットとして、上部品と下部品のかみ合わせを確かめるときに安全に行えます。
 原図をそのままにし、複写した図(レイヤー別)を任意に動かし確認できます。本図は元のレイヤーに残してあるので、いじくった図面で困ることもありません。

 ご参考になればと書きましたが、諸先輩たちはこんな紛らわしい使い方はなさらず、確認しやすい図を書かれていると思います。

 他の会社では、部品ごとに色分けしている。という、お話も伺ったことがあります。

 用は、書いた図面を修正時あるいは確認時にいかに安全にプリントアウトできるかではないのでしょうか。

 駆け出しのものの話、反論もおありでしょう。やっと今、JW-DOSからJW-WINへ移行したものの言い草です。お許しください
 ▼三五六さん:
>▼tkkseigiさん:
>
>tkkseigiさん、こんにちは。
>>JW-DOSでは、移動、複写にて書いた図面をレイヤーごとに分解できました。
>>JW-WINでは、ヘルプを見てもそこには表示がなく、方法がわかりません。
>
>JWWの現状のヘルプの見るべき箇所は以下の通りです。
>・著作権及び使用条件←一度は
>・「概要」「基本操作」←JW_CADが初めての人
>・「概要」「クロックメニュー」←JWWが初めての人
>・「概要」「最新版について」
>・「概要」「バージョン履歴」
>上記以外のコマンド説明等は、簡潔すぎて読んでも??
>ではないかと思います。失礼ながらあまりメンテナンスも
>行われていないように感じています。(作者様すみません)
>コマンド操作では、ステータスバーに表示される操作ガイド
>がとても参考になります。
>また、「情報交換室」「相談室」に情報はいっぱい有ります。
>
>>それから、JW-DOSではレイヤーが255まででした。JW-WINではこれが改善されたのでしょうか?
>>私は機械設計に使用しており、レイヤーは重要な表示方法です。
>
>レイヤー構成は、JWCとおなじです。
>私も機械設計で使用しますが、複数枚を入れなければ、10レイヤ
>も使いません。(ままごとみたいな使い方ですが)
>参考までに、レイヤをどのようにお使いになるのか教えて戴け
>ませんでしょうか
>
>三五六


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(1587)←【1588】→(1589)
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【タイトル】クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1588 (1587)
【 日時 】04/01/01 21:47
【 発言者 】MT_ shoji@dance.ne.jp

私は建築設計ですので、成果品は2D図面になりますから、そのためだけに特化して考えれば使用するレイヤ数も少なく、問題なく作業は出来ますが出来れば「レイヤ」に加えて「クラス」でもビューが管理できるようになるとよりすばらしくなると思っています。

レイヤは図形を書く為の単なる透明用紙(画層)なので、その画層自体を管理するだけでは、tkkseigiさんのような多数のパートを管理するには限界があります。特に、JWWはレイヤグループの中に1レイヤが包含されてますので、1レイヤを中心線に決めていても、全てのグループの1レイヤのみの「表示・非表示」を同時に切り替える操作などは煩わしい作業になります。

やはり、市販CADのように数に制限の無い「クラス」属性を全ての図形に付加できることが最良かと思います。床を書くときは「床クラス」に、建具を書くときは「建具クラス」に、又、建具のガラスは「建具_ガラスクラス」に・・・という具合に属性を付加して作図しておけば、どのレイヤにどんな線種で描いてあっても、特定クラスだけを「表示・非表示」にすることは非常に簡単になります。クラス名はユーザーが自由に定義できて・・・。

今でも、寸法・文字・円・ハッチ・建具・・などの属性が付加されていますが、選択に対応しているだけで、属性ごとの表示・非表示は出来ません。将来、これが発展してくれたら・・・・と思っています。


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(1588)←【1589】→(1592)
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【タイトル】Re(1):クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1589 (1588)
【 日時 】04/01/01 23:38
【 発言者 】古川 furukawa@mail.ne.jp
【 リンク 】http://jwx.hp.infoseek.co.jp/



▼MT_さん:
>やはり、市販CADのように数に制限の無い「クラス」属性を全ての図形に付加できることが最良かと思います。

市販CADと言うと、AuotCADが真っ先に出てきますが、AuotCADには無い機能ですよね?

具体的な操作方法はどのような感じなのでしょうか?

図形ごとに普通のレイヤーと属性名と言うか分類名の定義をしておいて、どちらか系統で表示・非表示を行うのか、切り替えて行うという感じでしょうか。

JWW の場合、グループという概念がありますが、AuotCADをはじめとする、レイヤーの概念しかないCADでは、まとめて表示・非表示を行うには、確かに「クラス」属性でも行わないと無理ですね。

スレッドの流れから行くと、レイヤー数と言うよりグループ数の16が少ないという事かもしれません。

検証はしていませんが、代案で外部変形を使う方法はどうでしょうか。

外部変形では、現状のレイヤー・グループの表示・非表示を含む状態を出力する事が出来ますが、読み込みで、同じく状態をコントロールできればですが、外部変形側でグループを無視したレイヤーの組み合わせに「クラス」属性みたいな部品名を与えて、部品ごとに非表示・非表示レイヤーの組み合わせを変更する方法です。

座標ファイルで確認した感じでは、無理っぽいですが、もしJWW側が対応してくれればというのが少し残念ですが。

現状で実現可能な方法となると、レイヤー整理ファイルを使う方法も考えられます。

グループを無視した256個のレイヤーの組み合わせを外部ソフトで管理して、現状の表示・非表示情報を外部変形で取得、それに設定情報を反映したレイヤー整理ファイルを出力して、それをJWWで読み込むというパターンです。

図面内部に「クラス」属性を設定できないという問題はありますが、レイヤー名を統一しておけば、たとえば[建具]という文字を含む全てのレイヤーを[建具]クラスに自動登録する事は、難しくはありません。

少し面倒ですが、それでもあっちこっちのレイヤーを切り替えるよりは、少ない手間で状態の切り替えが出来るでしょう。


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(1589)←【1592】→(1594)
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【タイトル】Re(1):クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1592 (1588)
【 日時 】04/01/02 17:08
【 発言者 】chi chi@mocha.ocn.ne.jp
【 リンク 】http://www6.ocn.ne.jp/~chika/



▼MT_さん:

MT_さんが言われるレイヤーのイメージはShadeのパートようなものでしょうか。

Shadeは3DのCGソフトでご存知の方も多いと思いますが、レイヤーと
同じような機能として「パート」があります。あえてパートのことをレイヤーと
呼びますが。例えばルートのレイヤーを「建具」としたとき、その下に
「AW」や「WD」のレイヤーがあります。さらに、レイヤー「AW」の
その下に「枠」や「障子」というレイヤーがあります。最後にたどり着くのは「フロートガラスt=5.0」という部品だったりする訳ですが。レイヤーの数はメモリーが許す限り無限です。

確かに階層的なレイヤー構成は、選択する時や特定のグループを非表示するなど
便利です。私も要望したいのですが、ただ作者にとって(お世話になっています)

「データー構造を1から作り直しなので、気の遠くなるような、
膨大な時間のかかる作業だ」

と想像します。


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(1592)←【1594】→(1595)
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【タイトル】Re(2):クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1594 (1592)
【 日時 】04/01/02 18:01
【 発言者 】古川 furukawa@mail.ne.jp
【 リンク 】http://jwx.hp.infoseek.co.jp/



▼chiさん:
>「データー構造を1から作り直しなので、気の遠くなるような、
>膨大な時間のかかる作業だ」
>と想像します。

そんなたいそうな物ではなく、レイヤー構成が2系統になるようなイメージではないでしょうか。

各図形ごとに、パーツ情報(仮に0〜255の1byte)を追加、レイヤー情報とは関係なく、選択で図形のパーツ番号を割り当て、パーツ単位での表示・非表示を切り替えられれば、最大、256個までのパーツ管理が出来るという感じでしょうか。

ただ、機械系の図面でしか使わないような気もするので、運用方法また、有れば本当に便利なのかどうか、機械系業種の方からの意見がほしいところですね。

汎用性を考えれば、複数レイヤーの一括表示・非表示を実現するために、レイヤーの組み合わせを登録しておいて、組み合わせごとに表示・非表示を切り替えられた方が便利なような気もします。

建築の例でいえば、0〜1 グループを建築、2〜3グループを衛生、4〜5グループを電気として作図、印刷時の切り替えを一発で行うというイメージです。登録をグループ単位ではなくレイヤー単位で行えば、機械系のパーツ管理にも使えるかもしれません。


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(1594)←【1595】→(1596)
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【タイトル】Re(3):クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1595 (1594)
【 日時 】04/01/02 20:13
【 発言者 】chi chi@mocha.ocn.ne.jp
【 リンク 】http://www6.ocn.ne.jp/~chika/



▼chiさん:

古川さん、はじめまして。ぼくは、JWの外変を作るのが趣味です。

AWKで外変を作っていて、あるときC++で外変作るぞと「挑戦」したとき、まず
考えたのは、図形を扱うデーター構造です(struct あるいは class)。
それに対し、いろいろな関数を作って、外変を作っています。

データー構造が基本です。データー構造が変わると今まで作った関数を直し、
手をいれ、うまく動くかテストが必要です。

10ぐらいの関数のであれば、「そうねパパが好き」で良いでしょうが
そんなもんじゃないと思います、です。

階層的なレイヤー構造とするためには動的な文字列(あるいはポインター)、しかも数量が分からない(1万個もあるかもしれない)ものに対しリンク(LIST)する
必要がありますが、いい加減年の自分の感想では大変だと思います。


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(1595)←【1596】→(1597)
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【タイトル】Re(4):クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1596 (1595)
【 日時 】04/01/02 21:54
【 発言者 】古川 furukawa@mail.ne.jp
【 リンク 】http://jwx.hp.infoseek.co.jp/



▼chiさん:
>古川さん、はじめまして。ぼくは、JWの外変を作るのが趣味です。

お名前はよくお見かけするので初めてという気がしないのですが、EXLandJW は、ここままお蔵入りなるのでしょうか? シェイプを取り込める唯一のソフトとして、以前より気にかかっていました。

>図形を扱うデーター構造です(struct あるいは class)。

なんとなく雰囲気は伝わってくるのですが、具体的な事になると、私ではよく分からないというのが実感です。

階層的なレイヤー構造って、前述の Shade の建具データを例から考えると、Autodesk Architectural Desktop の建具データも同様だと思いますが、JWW でいえば、建具データを構造化した様なイメージだと思います。

もう少し分かりやすくいえば、パラメーターを変更する事で、ブロックデータを自由に変形させる事が出来るというところでしょうか。

もし、ブロックを階層的に構造化するようなイメージで、特定の階層だけを表示・非表示と言う事で有れば、せっかくの機能でも、2DのCADで宝の持ち腐れっぽくありませんか?

私の場合、2Dで構造化とくれば、AutoCAD や SXF で規定されいる寸法・ハッチングを思い浮かべます。

ハッチングの場合、構造化する事で後から、パターンやピッチを変更できるというメリットがあり、寸法の場合は、現在の寸法図形をさらに発展させて引き出し線までも構造化する物ですが、SXF への完全対応を考えて、その方向に行く可能性もあるかもしれないと、個人的に思ってたりします。


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(1596)←【1597】→(1603)
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【タイトル】Re(5):クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1597 (1596)
【 日時 】04/01/03 08:51
【 発言者 】TAKU taku@taku.com

レイヤーグループの下にさらにレイヤーグループが階層的に作ることができたら部品の管理も楽になるような気がします。

AutoCADの場合レイヤーグループを階層的に管理できます。
そうすることにより、部品や外部からの挿入図面をパーツごとや図面ごとにレイヤーグループにて管理できています。

一番最上階のグループでは図面内に有る全てのレイヤーが
そしてその下にあるパーツ1のグループにはパーツ1で使われている全てのレイヤーが
そしてその下の部品1のグループには部品1のレイヤーのみが管理されています。

建築でたとえるなら敷地全体図を書くとき棟ごとにグループを分けその1号棟の下にはその棟の意匠、電気設備、機械設備・・・とグループが分かれているとういイメージです。

たぶん、JWでグループの階層化とグループで使えるレイヤー数の無制限化が可能になれば今問題になっている部品ごとの管理も相当効率化できそうな気がします。
JWにこんな感じの外部変形が有ると複雑な構成の図面を扱う必要があるときには便利かもしれませんね。


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(1597)←【1603】→(1609)
------------------------
【タイトル】Re(5):クラス管理ができたら・・・・
【記事番号】 1603 (1596)
【 日時 】04/01/03 17:38
【 発言者 】chi chi@mocha.ocn.ne.jp
【 リンク 】http://www6.ocn.ne.jp/~chika/



古川さん。

失礼しました。以前AutoCadの文字列の件で助言、戴きました。
ありがとうございます。

>お名前はよくお見かけするので初めてという気がしないのですが、
>EXLandJW は、
>ここままお蔵入りなるのでしょうか?
>シェイプを取り込める唯一のソフトとして、
>以前より気にかかっていました。

「EXLandJW」はプレゼンと積算に活用しようと思っていますが、
積算のほうは市の入札に落ちたので当分先になりそうです。
プレゼンとしてはJww描いた図形を取り込んで
ポリゴン化し塗りつぶしができるようにしたいと思います。

レイヤーの階層化の話題は、ぼくは、これで離れます。


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(1603)←【1609】→(1593)
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【タイトル】返事遅れてすいません・・
【記事番号】 1609 (1603)
【 日時 】04/01/03 23:48
【 発言者 】MT_ shoji@dance.ne.jp

お正月で、見てませんで・・スイマセン。

私の意見は、質問者の方が「もっと細分化して、図形をレイヤ分類したい」というご要望だったので、一つの手段として書きました。

細分化して管理するには、いたずらにレイヤの数を増やしたり、レイヤを階層化しても解決しないと思うので、オブジェクト指向のCAD(VectorWorks)などで採用されている「クラス」概念を書きました。

「クラス」と「レイヤ」は全くの別概念で、 joker さんのおっしゃることズバリですが、実務操作面では、古川さんのご理解のように、「レイヤの2元管理」に近くなります。2階層では有りません。2元です。

今の、JWWではレイヤが2階層になっていて、そこに図形を描くだけです。

描いた図形をコピペして、他のレイヤに張れば、別のレイヤに複製ができるだけ。

その、描いた図形と複製した図形だけを表示したい場合は、それぞれのレイヤのみをONにすればよいのですが、結構面倒な作業になります。古川さんの言われる、表示状態の記憶・呼出も大切な機能で、VectorWorksには実装されていますが、1回だけのことに登録するのも不効率です。

そこで、「クラス」概念の登場です。レイヤ構成は今のJWWのままでよいのですが、それとは別に、書き込む図形ごとに「クラス名」を付加するのです。今、どの「クラス名」で作図しているかは、画面のどこかに「選択・表示ボックス」を表示させる必要があります。

こうして描かれた図形は何らかの「クラス名」を持つことになります。コピペして、ほかのレイヤに移動しても普遍の名前です。勿論、意図的にクラス名変更を行えば、変更できます。

同じ「クラス」には、同じ属性を適用することができます。線種・線色・印刷する・しない・線の太さ・線も端部の形状・etc...。予め、それらが設定してあるクラスで作図すれば、一々、書き込み属性の選択も不要になりますし、後から設定しなおすことも自由自在となります。

こうしておけば、様々なレイヤに描かれているクラス名「ドア」だけを表示するのは1発です。ドアの取手だけを表示したければ「ドア-取手」のみを表示させることも可能です。

ややこしいのはいや!今で充分な方は「クラス名」を「一般」にしておけば、今までの作図と何ら変わりなく使えます。別に、グループ化してしまう訳では有りませんので、作図自体は、今までとなにも変わらないと思います。

2D−CADに今すぐ必要な機能とは思いませんが、10数年は昔になるでしょうか?私がJWを始める以前、miniCad時代から、そいうい概念でCADを使ってるものですから、そういう発想になってしまいます。

あまり、スレッドを繋ぐのもなんなので、私もこれぐらいにしたいと思います。では。


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(1609)←【1593】//(1581)
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【タイトル】Re:レイヤー階層化とクラス
【記事番号】 1593 (1588)
【 日時 】04/01/02 17:34
【 発言者 】joker
【 リンク 】http://www.atsmile.com/jw/



▼MT_さん:

レイヤーの階層化いわゆる"階層レイヤー"(言葉的には少し変かも?)
と、オブジェクト指向的な"クラス"、とは、はっきり言って、
全くの"別物"です。

"階層レイヤー"は、どういう風なレイヤー構造(ツリー構造)を
しているのかを保持して、レイヤーのON/OFF等を管理してやれば
可能かもしれませんが
"クラス"は、オブジェクト定義、プロパティ定義、各プロパティ値指定、
親子関係、オブジェクトの挙動定義、等を行う、ブロックがもっと進化
したよーなものです。機械系の3次元CADでは、フィーチャーアセンブリ
というような言葉でよく表現されています。建築系でも確か、VectorWorks
で「クラス」を実現しているのだそうですが私は触った事がないので
詳しくは分かりません。