今年に入ってからのVersion 5.00のアップに際しましては、半月近くもの間不安定なバージョンが続きましたことをお詫びします。この間、皆様の貴重なご意見、ご報告をいただき、修正作業を重ねてきました。
おかげさまで、Version 5.00e に至って、ほぼ安定してきた模様です。
さて、バージョンアップに際し、トップページに「SXF入出力のための仕様拡張を行ったということで、」という記載をしてしまったために、あたかも、Jw_cad がSXFに完全対応したかのような誤解を一部の方に与えてしまったようです。
ご承知のとおり、今回の仕様拡張は、従来、9色、18線種であった仕様に加え、SXFで定義される256色、32線種を加えたもので、今後SXF入出力へ対応していくためのスタートラインに立てたとという内容にすぎません。
とはいうものの、今回の仕様拡張とVersion 4.10 から対応したブロック編集によって、これまでSXF対応への最も大きなハードルと、考えていたものがクリアされたわけで、 次のステップへ向けての大きな1歩を踏み出したものと考えています。Version
5は、今後への私たちの期待をこめた番号ということができます。
正直いって、Version 5.00eの完成度はそれほど高くありません。拡張線色・線種、特にユーザー定義範囲の取り扱いのしにくさ。クリップボードや登録図形経由で複写する際の不完全さ。ブロック構造の見通しにくさ。等々、これから改善して行かなければならない項目はたくさんあります。これらをひとつひとつ解決していきながら、より使いやすいCADをつくり続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、Version5.00以降、度重なる不具合が発生したことを重ねてお詫びいたします。今後はもっと慎重に対応するつもりですので、これからもお付き合いいただければ幸いです。
2006年1月23日 Jw_cad 作者