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【タイトル】アイソメ、パラメトリックとは?…英語によわい私……
【記事番号】 4970 (*)
【 日時 】03/05/03 12:33
【 発言者 】野あざみ

 3次元的なアイソメ図、文字入りの図形を伸縮するときに威力をはっきするパラメトリック変形・・・ところで、「アイソメ」「パラメトリック」とは、そもそもどういう意味ですか?
 生まれつき英語によわい私……人からきかれたときの用意に、知っておきたいんですが……


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【タイトル】Re(1):アイソメ
【記事番号】 4971 (4970)
【 日時 】03/05/03 14:20
【 発言者 】chan
【 リンク 】http://mosoku.fc2web.com/jw_win/index.html



私の場合、英語に弱いだけでなく、用語の意味にも弱いです。結構いい加減に曖昧に理解していますので、間違った使い方をしていることが多いです。
さて、「アイソメ」は「等測投影法」と理解しています。
一般に機械図面は正投影法の三面図で書きますが、ものを立体に表現する図法のひとつとして「等測投影法」というものがあります。
原理としては、物を平面で45度傾け、それを35度16分持ちあげて投影して作図するものが「等測投影法」というものです。これを「アイソメトリック」と英語でいったかな。
実際作図するときには、水平線にたいして30度の右上り、左上りの斜線、そして垂直軸を補助線として引き作図します。
JW_CADの「2.5D」で「アイソメ」をクリックし、コントロールバーの「等角」のボタンをクリックした状態が「アイソメ」になります。
因に、等角のボタンをクリックしステータスバーにあらわれる角度を見て下さい。
35.267と出ています。35度16分持ちあげて投影ということを表しています。
と私は理解しています。
そして、これを「作図」ボタンをクリックしてください。
水平線を引き、斜線の角度を測定してみてください。水平線にたいして30度の右あがり、左あがりの線になっているはずです。

これをいろいろな角度に変えて見た状態が「トリメトリック」となります。
トリメトリックは、非等測投影法(図)とよばれます。

ここまでで、「法」と書きましたが、「等測投影法」は、「等測投影図」と「等測図」との作図法があります。物体を持ちあげ投影して作図しますので、実寸にたいして縮んだ長さで作図されます。それが「等測投影図」というものになります。
これを実寸で作図したものが、「等測図」となります。
JW_CADで作図した「2.5D」はこの「等測投影図」の方法になります。これが正規な作図になります。概略0.82倍の長さになっています。

曖昧な理解で書いていますので、正確ではないかもしれないです。
機械製図でいう「等測投影法」ということで理解しているのですが、正確なところは一度機械製図の教科書で調べて下さい。


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【タイトル】Re(2):お礼……アイソメにこめられた深い意味
【記事番号】 4992 (4971)
【 日時 】03/05/05 07:44
【 発言者 】野あざみ

▼chanさん:
 懇切なご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。「アイソメトリック」ということばのご紹介にとどまらず、関連のくわしい背景なども専門的にコメントいただき、べんきょうになりました(製図知識ゼロなので、ぜんぶわかったとはいえませんが・・・)   
 JWW入門書にある建物を作図し、〔その他〕→〔2.5D〕→〔アイソメ〕として、いろいろと確かめてみました。ふかい道理があったんですね。
 かさねて、心からお礼申しあげます。